当事者以外困っていないポスドク問題
7月 9, 2007
先週のクローズアップ現代でポスドク問題が取り上げられたらしく、先週はこの問題に関するエントリーがたくさんあったようだ.
で、まぁ私もポスドクやったこともあるし、いろいろ思うところはあるのだが、この問題が解決しそうもない最大の原因は、
本人以外は誰も困ってないことではなかろうか。会社は困ってないし、大学も優秀なスタッフで埋まっちゃっているので困ってないし、逆に彼らのような労働力がないとプロジェクトが回んないとかいって重宝してるかもしれないし。文科省の役人も困りましたねーと言ってはみてももっと困っていること一杯あるし.そういうわけで、とりあえずは本人達以外は誰も困ってないのである.
もちろんこれは短期的な話で、長期的には博士に行く人が減るとか理科離れがどうとか問題になるのだろうし。博士号をもった研究者を活用することで得られるいろんな可能性を失っているのかもしれないが.
そういうわけでだれも本当に親身にはなってくれそうにないので、本人達がよほどアピールしないと解決に時間がかかってしまうだろうと思う.
ちなみに研究者の仕事というのも似たようなところがあって、ストライキと称して研究をやめてしまっても、本人以外誰も困らなかったりするので要注意だ(共同研究者は困るけど身内困らせてもね)。